カルテを書いて頂くと、ほとんどの方が「首コリ」
と言うところにチェックをつけています。
肩こりと首コリは別物です。
原因は。首の奥の筋肉です
肩こりは主に背中の僧帽筋(そうぼうきん)
という筋肉が凝り固まることで起きます。
僧帽筋は肩甲骨まわりから肩、首まで広く覆っているので、
こる部分も首まで含む広範囲になります。
一方で首こりを単独で引き起こす筋肉があります。
後頭下筋群(こうとうかきんぐん)です。
僧帽筋よりも奥深くにあって頭蓋骨と首の骨をつないでいます。
この筋肉がパソコンやスマホを見る時などの
姿勢の悪さや目の使いすぎなどで凝り固まり
首の動きを悪くしたり、不快感を招いて
首こりの原因になると言われています。
後頭下筋群による首こりの症状は、頭痛(片頭痛含む)
首の後ろの上の部分の張りや痛み、
首の回転や上下の動きが悪いなどです。
ところで~
首の横の回転角度って左右60度って言われています。
動きの状態を目安にしているので
自分の回転角度セルフチェック してみまよう!
①壁に背中を付けて立ちます。肩が左右、動かさない。
②片手をまっすぐに伸ばします。ここから壁までの角度が
90度ですから3分割した2個分(3分の2)が60度です。
③伸ばした片手を60度の場所で固定して、ゆっくり無理せずに
痛くない程度に首を回して、鼻先が60度を上回るかどうか?
60度は時計の針にたとえると12時を正面にすると
2時と10時が60度です。
あとパソコンや携帯見過ぎたときに
後頭下筋群のこりをほぐす運動
【首コリ改善運動】をおすすめしますね。
あまりがんばらないで 軽く~してみましょう。
★.左右フリフリ運動
① 後頭下筋群を横向きに伸縮させて血行を促し、こりをほぐす運動です。
仰向けに寝て目をつむり、楽にします。
その状態でゆっくり首を左右に動かします。 好きな曲を聴きならしています^^
動かす角度は小さめで45度を超えない程度。
片側3秒ほどかけて動かします。
回数は20往復が1セットで、1日3セット行います。
★.うなずき運動
②後頭下筋群を縦向きに伸縮させて、こりをほぐす運動です。
枕を使って仰向けに寝ます。(クッションでも可能)
目をつむってアゴを上げる方向に動かし、
うなずくように戻します。
少し上向きのうなずきで、
首の後ろの筋肉を伸縮させるイメージです。
(この時に息を吐きだすように脱力で)
一回3秒くらいのゆっくりしたスピードで、
20往復で1セット。1日3セット行います。
★アゴ引き運動 ・首の後ろの筋肉を伸ばすストレッチ
③ 枕を使って仰向けに寝て目をつむり、
アゴを引くように動かします。
1回に3秒ほどのゆっくりしたスピードで、10回1セット。1日3セット行います。
(これは椅子に腰かけても行っても効果が期待できそう)
あまり、しんどい!思う方は、サロンにご来店ください。
ネックマッサージでかなり、楽になる方多いです^^
しっかり、お水も引き続き飲むようにしていきましょう!